電気工事士の資格も併せ持った消防設備士もいますが、自動火災報知設備などの機器の実際の取り付けは電気工事士が行う事が多く、消防設備士は、電気工事士が電源(強電)取り付け後、機器内部の配線、いわゆる弱電と呼ばれる細い電線を担当することが多いです。
※各機器の取り付けなどはメーカーの指定業者が取り付けるため、実際には保守点検が消防設備士の仕事となります。
その他の工事もそれぞれ専門業者に依頼し、そのため、設置・工事・点検・整備と仕事内容にもよりますが、消防設備士、特に消防設備点検資格者はよくある工事人のようなイメージとは大きく違い、女性や中高年者にでも十分可能な仕事です。
消防法により定期点検・整備が義務付けされているため、今後ますます需要が高まる、社会的にも重要な職種と言えるでしょう。